プロット

熱(ねつ)のプロット

サルマキス(2021.7.13)

 

【原題】マスカット

 

【テーマ】

910

・理想の大学生群像(陶酔、諍い)

・「恋」とは、どのような感情なのか

・将来の不安若さへの信仰

             ジャム

             創作

 将来の不安依存    

・気配りのできる理想のコミュニケーション

・芸術家のナイーブな関わり

・概念的だけれども明確なオブジェクト

 

【モチーフ】

・石膏の天使像それぞれのセリフ

・マスカット

・ほこりの積もった部屋

 

【語り】

・恋

・若さ依存、創作

(ジャムは行為として)

オリエンタリズム

 

①芸術、性行為の約束、煙草、部屋

②シーシャ屋に行く

 3人でデカタンスで満たされた生活

 語り(互いの趣味も)を多くする

④オーナーに若さの話をする

 同級生の女

④女の自殺未遂、3角関係の露呈

⑤同級の女に吐露、依存を自覚

⑥ゲイ

⑦オーナーの女に抱きつく

 

それぞれの好きな感じに埋まっていく

契約

マスカットを毎日食べること

満たされること

僕らは、確かに祈っていた

特に、僕はこの3人の関係性を祈っていた

文学、観葉植物を置いていく

ネイル、マスカットをこぼす

石膏、カーペットを広げて靴を増やす

化粧品

マスカットジュース

果汁がついたシャツ

果実の対象、対照としての白い壁、物

石膏の天使像インテリア

サルマキス

ドライフラワー

トゲ

マスカット

「恋って、なんだと思う?」「笑わないでくれよ、真剣なんだ」

靴を履く

渇き

粘液性の潤い

3人での裸の触れ合い

痩せて不健康

大学で出会った3人で暮らし始める

大学近くのがっしりした構えのマンション

一人が気を利かせて、いない場面でお金を渡すシーン

芸術嗜好

映画(粉、ウール、リアリズム)

命令口調やめろ

生と死の間の雰囲気

男女二人が誘ってくる

女の自殺未遂の事件

乾いた血

高い戸棚と本棚、仕切りで区切られた部屋

3人で3人分の喜びをシェアできればいいと思わない?」

腐った時にいい匂いがした方がいい

はすに構えた形

果実の香り

開けたら、中がある程度グロテスクなもの

ジャムの瓶の中で虫が沸いている

チョウバエ

マスターベーション

テナント

煙草を広める

酒を飲む

ボーイズラブ

ジェンダー論のタイトルを見ると吐き気がする

浪人生の時に通っていた図書館のジェンダー論コーナーの古臭い匂い

 

「お前の裸で興奮できれば、最高なのにな」

「じゃあ、このキスはなんだ?」

「忠誠の誓いさ」

男もまんざらではない様子

真の強さ、正しさ

店長強さもありつつの包容力(女の対比)

僕以外は、自分にない要素を持っている

鼻と背の高さ、胸の膨らみ、強い意志

それへの憧れがある

年齢に対する恐れ

白のセットアップ

ユリの花束を買ってきて、最後は自分が部屋を出て行く

瓶を投げる

シーシャ屋のオーナーの女

最後汚れてしまってもオーナーを抱きしめる

オーナーは手を包む

 

ノルウェイの森

レディアンドオールドマン

東京ラブストーリー

 

「好きって感情は、きっと束縛なんだよ」

 

両親は、いわゆる性愛的なものを持っていなかった

 

彼は、大学に入ってからたくさんのことを教えてくれた。煙草だってファッションだって車だって興味のを持ったのはいつだって彼の影響だった。

 

マスカットを一粒もぎって口に放り込む

 

皮がちぎれる感触の後に果肉が舌の上をゆっくりと滑っていくのがわかる。

 

最後、オーナーも将来を見据えてのことだとわかる。

 

終盤、このカフェも閉めようと思ってるのと相談

 

窓辺のサルマキス

サルマキスに魅せられた少年はそのあとどうするのか結局戻ってくる

 

恋とは、独占願望と憧れである